Horseshoe Roundup

NFLチームのインディアナポリス コルツを応援するブログです。

20年振り返りと来期の展望(CB)

Kenny Moore 16/16試合 80タックル(6 solo8) 2sacks TFL4 FF1 INT4 PD13
Rock Ya-Sin 13/16試合 45タックル(3 solo6) FF1 INT1 PD7
Xavier Rhodes(UFA) 16/16試合 42タックル(solo35) INT2 PD12
T.J. Carrie(UFA) 15/16試合 32タックル(solo25) TFL1 INT2 PD8
Isaiah Rodgers 13/16試合 7タックル(solo5)
Tremon Smith(RFA) 10/16試合 2タックル(solo2)
Marvell Tell Opt-Out

リーグ有数のスロットCBに成長したKennyはキャリア最高のシーズン。
アクロバティックなインターセプトも見事であった。
本人の成長に加えてスキームとの相性も良いのだろう。とにかくいいところにいる。年々存在感を増しており見ていて本当に楽しい選手。来年も何卒。

prove it契約をお手本のように見返したRhodesも優秀な成績。
MIN時代は被ターゲット時のパスレイティングが130近かったようだが50ポイント改善した(79.2)。
プレスヘビーなMINのシステムからコルツのゾーンディフェンスに移り余裕をもってプレーできたことが功を奏した模様。PFFランクではCBでNo3と見事に復活しFA選手の中ではもっとも残留が望まれる選手になった。
EberflsuがCBに必要な資質として語るフィジカルを持ち、ランサポートも堅実にこなす。この男を絶対に手放してはならない。

同じくFA移籍組のCarrieはまあまあ健闘といったところ。
もともとはデプス要員で獲得されたと思われるがYa-Sinの不調に伴い先発に昇格。
なんだかんだで2INT。
やはりCBは人数を揃えておくに限る。
そして、問題のYa-Sin。
GB戦で値千金のインターセプト
あれは良かった。だがそれだけ。
とにかく手癖が悪くPI狙いで投げ込まれるのが辛かった。
パス絡みのペナルティ4つはチーム最多。
次がRhodesの3つであるがプレー時間が圧倒的に違い、生産性の悪さが目立つ。
ちなみにこれを調べていたらCarrieも3つでプレー時間はYa-Sinより少なかった。残念。フィジカルなのは良いのだが人に絡んでしまっては元も子もない。
練習で改善する部分もあるのだろうが、これが治らなければバストの烙印。
先発陣が健康に過ごしたのでRodgers、Smithは目立った成績は無し。
Tellはオプトアウトから復帰するはず。

 

来季の展望
スーパーボウルでパスラッシュ>パスカバーが証明されてしまった。
よってアップグレーではなく、現状からの多少の底上げ程度を求めたい。
つまりはRhodesを残せるか否かでその後の動きが大きく変わる。
1年プレーしたシステムでDCも変わらず、スターターもほぼ当確という前提の上で金額、年数をどれだけ抑えて契約するかが勝負。
参考になりそうなのがRichard Shermanの3年27M。
SFとは現在のRhodes同じく30歳で契約しておりこれくらいが上限か。出しても10Mが限界かな・・・
新DCとの関係から勝手にコンテンダーと見ているPHIがギリギリ手が出せない内容が理想。
そもそもあちらはキャップスペースにあまり余裕がなさそうだけど。
本人としてもマーケットでの価値を確かめたい気持ちはあるだろうが君を1番評価しているのはコルツだぞ。

仮にRhodesが去ってしまうと一気に補強最優先に。
FAでの選択肢はわりと多そう。
Ronald Darby、Chidobe Awuzie、Shaquill Griffinなどこれはこれで魅力はある。
ちなみにSEAからはGriffinとDunbarがFAになるようだが、LBの項で触れたシアトル式カバー3を完成させるならここから狙いに行け、と言うのは短絡的か。
また、プランBに備えてためかドラフト1巡候補との面談も複数回行なっている模様。
LT、DE指名のためにも1-2巡は残しておきたいところだが・・・
チーム全体の設計にも影響しかねないので、じっくり交渉するよりもマーケット開場から時間をかけず決まるような気も。

どうなっていくのか楽しませていただこう。