Horseshoe Roundup

NFLチームのインディアナポリス コルツを応援するブログです。

20年振り返りと来期の展望(SF)

Khari Willis 14/16試合 85タックル(solo65) 2sacks TFL3 FF1 INT2 PD6
Julian Blackmon 15/16試合 42タックル(solo35) TFL3 FF1 INT2 PD6
Tavon Wilson(UFA) 15/16試合 26タックル(solo23) TFL2 PD1
George Odum(RFA) 16/16試合 21タックル(solo14) FF1
Malik Hooker(UFA) 2/16試合 7タックル(solo5)

Rolan Milligan Opt-Out

 

特に不満のないユニット。
Willisは成長著しく前年から数字を積み上げた。
もともとボックスセーフティとしてランサポートでは申し分ないプレーを披露しており、パスカバーでの貢献があればと思っていたところ今シーズンしっかり2INT。(19年はゼロ)
視野が広く状況判断が良いので迷いなくプレーに絡めている。
この体型とプレースタイル、Bob Sandersと重ねるのは時期尚早か。

ルーキーBlackmonもシーズンを通して素晴らしい活躍。
とにかく“持っている”男で、4Q終盤に相手の追い上げを断ち切るINTやFFを演出。
本当にDROYが獲れるのでは、と思わせるパフォーマンスだった。
クロージングスピードが早くタックルが上手い。
FSとしてはなかなか攻撃的なスタイルのように思うが、後ろからしっかりプレーを見極めてボールへ到達する姿が印象的だった。
デプス要員のWilsonはその名前と背番号から嫌な思い出が蘇ったが、そこそこの結果だったか。
申し訳ないがあまり印象に残らなかった。
ということはまあ大ポカはなかったのだろう。
OdumはSTでの出場がメインで堂々のAllPro選出。再契約は堅い。

Wilsonとも再契約して新シーズンを迎えてもよし、DT同様多少の競争をさせてもよし。

さて本題。

 

来季の願望
すみません、ここでは展望ではなく願望を語らせていただきます。
振り返りではあえて触れなかったHooker。
5年目オプションを行使せずシーズンインしたところ2試合目にして離脱。
このスペ体質はもう治らないのだろうか。

この4年間で出場したのは36試合。
まともに稼働した18年19年の平均スタッツは
44.5タックル INT2  PD3.7
はい、劣化版Blackmon。
だったらこのまま放流でも・・・とは思う。
が、カレッジのハイライトに胸躍らされた身にはここで諦められない気持ちもある。
あのボールホークは戻ってこないのか。

拠り所にしたいのは何度も申し上げているシアトル式カバー3への移行。
プロで活躍できていない理由として怪我以外に語られていたのがシステムフィット。カバー2に合っていないと。
また19年まではインサイドのプレッシャーが弱くランサポートまで気にしなければいけなかったため負担はなかなかに大きかったのだろう。
ところが現在は新スキームもあり中央も堅いということで復活の舞台が整いつつあるように思う。
どうかあと1年。
このチームで輝けないか試してもらいたい。
これでダメなら諦めもつく。

思えば、カレッジ時代はBosaやHubbartのパスラッシュやLattimoreのカバーがあってこそのプレーだったのかもしれない。
いまやコルツも駒が揃いディフェンスが強いと褒めそやされるまでになった。
バッカイズフォームを取り戻すには今しかない。

どうか、BALやSEAに移籍して普通に活躍するのだけは勘弁してください。