Horseshoe Roundup

NFLチームのインディアナポリス コルツを応援するブログです。

UDFAとドラフト後トランザクション

UDFA契約は以下の5名

 
■21年UDFA
Tyler Vaughns WR USC
Tarik Black WR Michigan / Texas
Deon Jackson RB Duke
Isaiah Kaufusi LB BYU
Anthony Butler LB Liberty

 

WRの2名は経歴で言えば6巡指名のStrachanより格上。
プロではこうやって逆転してしまうのだから分からないものである。

MPJの元同僚であるVaughnsは名門USCで4年間スターターを務めた。
39試合に出場し222回2,801yds20TDを稼ぎ実績は充分。
6'2''、184lbsはDevonta Smithを一回り大きくしたイメージで細身ではあるがNFLでやっていけない体格ではないだろう。
ドラフトから漏れてしまったのはプロデイでの平凡な結果が原因だと思われる。
スピード系の数値は体重約1.5倍のKwity Payeに軒並み劣ってしまうのはPayeのフリークぶりを差引いても物足りない。
ディープスレッドとしては役不足になると思われるのでポゼッションレシーバーとして芽を出せるか。

逆にTarik Blackは楽しみなスキルセットを持つが実績は物足りない。
ミシガン時代はQBに恵まれなかった面もあったようだがさすがに4年間で3TD(ミシガンでは3年2TD)は寂しい。
最終年トランスファーしたテキサスで同僚となったEhlingerとはプロでも同じチームでロスター入りを目指すことに。

これでWRは一気にデプスが厚くなった。
しかし、近年WRは6'0''以上の選手を指名し続けておりサイズ重視の傾向が顕著。
確かにトレーニングでスピードや技術を磨くことはできるが背を伸ばすことはできないので育成に自信があればこの方針はありだとは思う。
デカくて速い、は正義である。

一方、ドラ外の最高契約金をゲットしたのはRBのDeon Jackson。
基本的には来年のロスターを睨んだ動きだと思うが、出来が良ければ今シーズンにMack・Wilkinsのどちらかを蹴落とす可能性もあるか。
ざっとハイライトを見た限りではパスキャッチも上手く、器用そうな選手である。
とはいえ何か一芸を持っている感じはしないので良いバックアップ止まりになる感じはある。
RBルームの動きも要注目。
なお、これに伴うようにPaul Perkinsをリリース。

ほか、LB2名と契約した上で本日のニュース。

 

■LACからMalik Jeffersonを獲得
元CINの3巡指名でそこそこ期待されていたようだが1年でお払い箱に。
その後CLE、LAC、TEN、LACと渡り歩いた。
3年間でソロタックル9というスタッツが物語る通りLBよりもSTとして見ていると思われる。
LBデプスはまあまあ厚いのでSpeed、Glasgowあたりに割って入るかといったところ。

■Who's next?

今週末、Eric Fishersがコルツを訪問予定とのこと。

多くは言うまい。一気に決めろ。


以上でドラフト関連のまとめは終わり。
長いオフシーズンにかけてドラフト指名選手を数人でも紹介する記事が投稿できれば。