Horseshoe Roundup

NFLチームのインディアナポリス コルツを応援するブログです。

WEEK3 TEN戦結果

結果 IND 16-25 TEN
相手に先行され何とかキャッチアップしていくもののオフェンスは低調。
ついにディフェンスが耐え切れなくなり止めの1発を食らって万事休す。
いつもの感じです。

0-3は10年ぶりとのこと。
そう、兄者ことPeyton Manningが全休したシーズンである。
2勝14敗でシーズンを終えたチームは全体1位指名権を手に入れ、兄者をリリースしドラフトでAndrew Luckを指名。
転機を作ったシーズンであった。
いまの成績が何かが起こる予兆ではないことを祈る。

 

■ターンオーバーレシオ+3

ディフェンスの個別の事象については言いたいことは多々あるが、数字としては十分奮闘したと言える。
Henryに113yds走られているがまあこのくらいは許容範囲だろう。
計算外だったのはTannehillのランか。
対面すると想像以上に速いのかなかなか捕まえられなかった。
抑えればパントなど重要な局面に限って走られたのでダメージはかなり大きい。
よもやよもや、である。

INTはLeonardとMoore、ファンブルリカバーはYa-Sinが記録。
3回のTOで2回は得点(TD、FG)に結びついたのでこれがなければもっと悲惨な点差になっていただろう。
INTに関してはTannehillの投げミスの部類に入るもの。
パスラッシュでQBを追い詰めて判断を狂わせたボールをいただく形にはまだ到達していない。

ファンブルの場面ではLeonardがボールパンチでFFを決めておりようやく体が温まってきたようにも思えるが、タックル数はまだまだ物足りずもっとプレーに関わってもらわないと困る。
またMcNicholsにTDレシーブを許したシーンでは恐らく間違ったゾーンをカバーしており失点の原因になったと考えられる。
この試合、Leonard以外にもカバーミスが散見されておりLB・DBの連携面は改善が必要だろう。

連携と統率という意味で、ここにきてWalkerJr移籍の影響を感じ始めているところである。

 

■パスラッシュ
ディフェンス最大の問題はここ。
DLによるQBサックはゼロ、QBヒットは1回。
これはBucknerが記録したものなのでDEとしてはゼロ。
序盤にPayeが負傷退場してからは両DEはほぼ存在感がなかった。
前回も述べている通り、4メンラッシュに固執する必要はなく5人、6人と人数を増やせばよいと思うのだが。
実際1Qのファーストシリーズではブリッツに入ったOkerekeがQBサックを決めている。
これを見てよしよしEberflusも改心したかと思ったがその後は通常運転。
結局投資をしていないパスカバーに負担がかかっているわけであり、戦力編成と方針がかみ合っていない印象。
もしこのままいくのであればチューニングが必要になる。
Richard Shermanが空いているようですがどうですか。

 

■ゴール前不振再び
この試合でも決定力不足は相変わらずで2回のgoal-to-goシチュエーションでTDなし。
同じく2回のチャンスできっちり2TDのTENとの差たるや。
前回のランランランで叩かれたことが応えたのか、今回はパスパスパスで応戦。
いやそういうことじゃないんだけどな。
解せないのはこの試合でスパークしていたJTをサイドラインに下げていたこと。
もちろんHinesも良いRBだが、その試合で当たっている選手はフィールドにいるだけで脅威ではないのか。
特に約8分半をかけて最終的にはFGに終わった3Q最初の66ydsドライブ、JTは4回32yds稼いでおり持たせてもよし、PAの囮に使ってもよしの状態だったはず。
相手がプレーを絞りやすいパーソネルの使用はこの不振の一因となっているのかもしれない。

 

■QB問題
その意味では「怪我持ちのQBの起用」も相手にとっては有難いシチュエーションだったのだろうか。
なんせ動けない。
スパイクのような投げ捨て、踏ん張りが効かず高く浮くボールを見ているとこれがベストな判断だったのか首を捻りたくなる。
いまのコルツOLがクリーンなポケットを作り続けるのは到底難しい話であり、Qの離脱もあって試合中に壊れるリスクはかなり大きかったはず。
ドラフト指名権を度外視しても、この状態で強行させる首脳陣も頭がアレとしか思えない。
Wentzは本当に頑張っている。
たしかにこの状態でも見事なパスを放ってはいた。
が、機動力のないWentzはほぼRiversであった。

 

■糞ジャッジ
最後に1点だけ。

これがPIじゃなかったらこの試合のPIは全部誤審だろうが。

■NEXT
鰤ちゃんとの邂逅。
ここを落としたらいよいよKayvon Thibodeauxが見えてくる