Horseshoe Roundup

NFLチームのインディアナポリス コルツを応援するブログです。

WEEK12 TB戦結果

序盤のリードを守り切れず4Qに逆転を許す。
今シーズンこんな試合多くないか?
TB 38-31 IND

■完全なる自滅
2INT、3ファンブルロスト。
最後のプレーとなったヘイルメリーのINTを除く4回のターンオーバーがすべて失点に結びついてしまった。(3TD、1FG)
こんなことをやっていては勝てるはずもない。

①Zach Pascalファンブル
1Q 2:34 自陣37yds 2nd&10(TB 0-3 IND)
WentzからPascalへのパスがヒットするもM.Edwardsのタックルでファンブル
このファンブルだけではなく、Pascalがターゲットとなったときのキャッチレートはほぼ50%とのことで、そもそもこの男の
ハンドが信頼できないものになりつつあるのが怖い。
②Wentzのファンブル
3Q 10:58 敵陣20yds 1st&10(TB 14-24 IND)
FisherがS.Barrettを抑えられずサックを喰らったWentzがファンブルロスト。
スピードラッシュに弱いのは本当にどうにかならないものか。
③3Q 5:22 敵陣]46yds 2nd$3(TB 21-24 IND)
MPJを狙ったディープへのパスがWinfieldにもぎ取られINT。

残りの2つはHinesのパントマフと上述した通りのヘイルメリーINTである。
Hinesは前もパントでやらかしているのでリターナーを替えるなどしてほしいところだが本項では敢えて触れないこととしておく。
なぜこの3プレーを取り上げたか。
主張したいことは「ランによるスコア期待値>パスにおけるターンオーバーリスク」ということである。

たしかに、ランディフェンスリーグ1位を相手に8回25ydsとJTは完全に抑え込まれた。
逆にWentzは16/24  197yds  3TDと絶好調。
パスで行く、となるのは分かる。
分かるが27プレー連続でパスは無い。(RPOでパスを選択したプレーも含む)

理由1スコア期待値 
オフェンススナップにおけるTDの回数
・ラン 335回17TD(19.7回/TD)
・パス 403回21TD(19.2回/TD)

理由2 ターンオーバーリスク
オフェンススナップにおけるターンオーバーの回数
・ラン 335回中2回(1TO@167.5回)

※Wentzのエクスチェンジミスもカウント
・パス 403回中10回(1TO/40.3回)

※INT6回+QBサックによるファンブル3回+WRのファンブル1回

理由3 タレントレベル
上記の成績につながっているのは特にOLのタレントレベルが影響していると考える。
ESPNによると現時点でのコルツOLのブロッキングにおけるWIN-RATEランキング
ランブロック6位、パスブロック17位となっており、パスプロでのお漏らし目立つFisher然り、ラン適正の高いタレントが揃っていると言えるのではないか。

結論
こじ付けのような数字を並べたが、要はもっとJTに持たせいということである。
パスプロに難があるOLのもとで、ランパスでスコア期待値が変わらないのであればリスクの少ないランを活用するべき。
フランチャイズ歴代最高に近づいているRBがいるのだから。
2Q 6:37から4Q 10:06までJTのキャリーはゼロ。パスのターゲットとなったのが1回。
リーグのラッシングリーダーを擁するチームのプレー選択とは思えない。
コルツオフェンスのフィロソフィーはRTDBであることを強く主張して結びとしたい。
ディフェンスはがんばれ。

■NEXT
HOUとのラウンド2。
カバー2の真ん中をぶち破るポストパターンがお決まりの攻略方法ではあるが、今シーズンはカバー3が増えているとの情報。
ここはランでの喪失ヤード31位であることには注目しておきたい。
またラウンド1では欠場したTyrod Taylorが好調なようなので全く楽観視はできない。
プレーオフ進出のため負けられない戦いは続く。