Horseshoe Roundup

NFLチームのインディアナポリス コルツを応援するブログです。

21年振り返りと来季の展望(TE)

いまだ無風の要補強ポジション。

21年振り返り

Mo Alie-Cox(UFA) 24rec 316yds 4TD
Jack Doyle 29rec 302yds 3TD
Kylen Granson(R) 11rec 106yds

先発の一角、MACは前年からの成長を見せたシーズン。
総獲得ヤードは落としているが平均では伸ばしており、TD数はキャリア最多を記録。
中距離ターゲット、そしてレッドゾーンでの武器として機能した。
またブロッカーとしても優秀で、PFFにおけるTEのランブロックランクではリーグ6位とランヘビーなオフェンスに欠かせないプレイヤーとなった。
もう一人の先発であるDoyleはレシーブ記録は前年から復活したものの、前年ゼロだったパスドロップが4個あり評価は難しい。
シーズン後に引退を表明した通り、肉体的・精神的に満足いく状態が続かなかったのだろう。
ランブロックに関してはMAC同様にリーグトップ10に入る出来。
優秀なレシーバーであり、ブロッカーの引退は非常に痛手。
ルーキーGransonはまずはお試し起用といったところ。
スナップ参加率は20%ほどなので、やはりブロックが弱いとTEとしての出場は厳しいか。
上記3名の他、PSに3名TEがいるが出場は無し。


来季の展望

既報の通りMACとは3年18Mで契約延長済み。
先発TEが2枚抜ける惨状は免れたが、それでもロスターMAC、Gransonのみ。
コルツでは1-2パーソネル(1RB,2TE)使用率が30%ほどあるのでブロックでも計算ができるTEをFAで狙うはず、と思われていたがいまだに動き無し。
スタータークラスは軒並み消えてしまったが、いちおうGronk、Eric Ebron、Kyle Rudolphあたりは残っている状況。
とはいえ焦って狙いに行くレベルでもないのかも知れないので、ドラフトの結果次第で動きだすことになるだろう。

ドラフトでは上位指名と目される
Trey McBride(Colorado State)
Jalen Wydermyer(Texas A&M)
とはコンバインやプロデイで接触済みの模様。
ただ個人的には2-3巡はWR、CBに費やしてほしいので4巡以降で
Jelani Woods(Virsinia)
Cade Otton(Washington)
当たりが好み。
特にMAC(6-5 267lbs)とWoods(6-7 259lbs)が並ぶ様は想像するだけで嫌だろう。

そういう意味ではいろいろな妄想を掻き立ててくれる状況。

近年は下位指名から育ててきたフランチャイズの歴史はあるが、実際どのように動いていくかは非常に楽しみである。