Horseshoe Roundup

NFLチームのインディアナポリス コルツを応援するブログです。

QB問題解決とGusの愛弟子来たる、他FA出入りまとめ

ニュースが渋滞しているのでまとめて。

Matt Ryanをトレードで獲得
Wentzの移籍以降、様々な報道が流れたが紆余曲折を経てRyanで決着。
対価は3巡だがATLに渡すのはオリジナルの82位で、WASにいただいた73位はキープ。
完璧なムーブ。言うこと無しです。

Matt Ryan
キャリア14年目の大ベテランであり実力は説明不要のMVP受賞者。
シーズン4,000ヤード以上、30TDが期待できるRyanの加入はコルツにとって間違いなくアップグレードとなる。
本人もBrady、Staffordが長期間在籍したチームからの移籍初年度にリングを獲得していることを引き合いに気合の入ったコメントを残しているのが好印象。
その気持ちの表れか、早速契約を再構築し今シーズンのキャップスペース拡大に協力している。
SBに辿り着いた2016年を筆頭に武器を与えるほどに使いこなす実力の持ち主であるはず。
数が足りていないWRを中心に、オフの補強はまだまだ続くはず。
ちなみに直近のフェイバリットターゲットはCalvin RidleyやRussell Gage、ちょっと前だとTaylor Gabrielあたりであり、どうやらすばしっこいルートランナーと相性が良いようである。

コルツにもいるぞ。

T.Y Hiltonというレジェンドが。

 

■Yannick Ngakoue(DE)をトレードで獲得
プロ入り後、コンスタントに2桁違いサックを記録しているリーグ屈指のパスラッシャーが降臨。
DC Gus BradleyとはJAX、LVを経て3チーム目となり相当なお気に入りの模様。
なんと言ってもプレースピードの速さが魅力で、QBに到達するスピードはここ最近のコルツロスターではお見受けしないレベル。
当然LEOの1本目として活躍が期待される。
おそらく逆サイドに入るであろうPaye他、若きDE達の手本となってもらいたいところ。

なお、このトレードはRock Ya-Sinとの1対1で成立。
Ya-Sinは昨年急成長しているので放出は痛くはあるのだが、正直LVがなぜこの条件を飲んだのかがいまだに謎です。
人格面に問題がないことを祈る。
短期間の移籍が多い点はちょっと気になる。

 

オフェンス、ディフェンスのプレミアポジションに珍しく投資を続けており例年になく派手なオフシーズンとなっている。
ただ、闇雲に金を張るのではなく、チームとスキームへのフィットを最優先した補強であり確実に地力が上がっているのを感じる。
Wentzでの失敗からかなり巻き返せているのではないか。

 

一方、FAとなっていた以下の面々がチームを離れることに。
・Al Quadin Muhanmmad →CHI
・Zach Pascal →PHI
はそれぞれFlus、Sirianniと元上司がHCを務めるチームへ。
・George Odum →SF

頼れるバックアップSでありオールプロSTのOdumはSFへ。
昨オフ、ミニマムテンダーだったことにあからさまに腹を立てていたので他チームの評価を得るため頑張ってくれたのだろう。
これでSも要補強ポジションに。
だからと言ってTyrann Mathieuはいらないよ。
3名のこれまでのプレーに感謝。

 

■次の動きは?
上述の通りWRの補強はあるはず。
KCにいってしまった元GBのMarquez Valdes-Scantlingを追っていたとの情報もあり。
巷ではRyanとJulioの再会が熱望されているが、昨シーズンを見る限り年間の稼働が見込めない選手を狙いに行くべきかは疑問。
また積極補強したMIAからあぶれそうなDevante Parkerが狙い目、との声もあるが指名権を交えた取引になるならこれ以上ピックを減らす必要もないので撤退を願いたい。
であればJarvis LandlyやSammy WatkinsあたりのフリーかつRyanと合いそうなプレーヤーを狙って欲しいところ。
もちろんTYの残留も必須。