Horseshoe Roundup

NFLチームのインディアナポリス コルツを応援するブログです。

21年振り返りと来季の展望(WR)

MPJとその他、としか言いようがない成績。

21年振り返り
Michael Pittman Jr 88rec 1,082yds 6TD
Zach Pascal(FA) 38rec 384yds 3TD
T.Y Hilton(FA) 23rec 331yds 3TD
Ashton Dulin(RFA) 13rec 173yds 2TD
Parris Campbell 10rec 162yds 1TD
Michael Strachan 2rec 26yds
Dezmon Patmon 2rec 21yds 1TD
Keke Coutee 2rec 5yds 

前年の503ydsから一躍1,000ydsレシーバーとなったMPJだが、捕球回数も倍(40→88)になっておりレシーブあたりの獲得ydsは変わらず。
ターゲット機会が増えた分、記録が伸びたということなので今後も一定の数字は残してくれそうなポテンシャルは感じる。
明確に変わったのが使われ方で、

YBC/Rec  20年 6.3yds→21年 8.3yds
※レシーブあたりのキャッチ時点ヤード数

YAC/Rec  20年 7.3yds→21年 4.0yds 
※レシーブあたりのキャッチ後ヤード数

ショートパス後のRACでヤードを稼ぐスタイルから、奥へ走らせるスタイルへ変貌している。
その弊害か、今シーズンのドロップ率は1.6%→4.7%と悪化しているのでより集中力が求められるシチュエーションでのプレーは改善が必要。
壁を破りながら絶対的エースへ成長してほしい。

なお、前年のYAC/Rec 7.3ydsは実はWRのトップ5に入る成績であった。
ボールを持って走る能力に関しては名RBだった父親譲りの才能を持っているのかもしれない。
この部門ではリーグ最高峰のDeebo Samuelロールが最適解になるのでは?と密かに期待しているところ。
奥だけではなく幅広いプレーコールで可能性を広げて欲しいものである。

逆に前年からスタッツが半減したのがPascalとTY。
TYに関しては欠場が多く成績が伸ばせなかったところもあり。
平均ヤードははいまだチームトップクラスなので出ればまだやれるところは見せている。と思う。(願望)
Ryanとは相性の良いプレースタイルのはずなのでどうかコルツで現役を続けていただきたい。
PHIへと旅立つPascalは3TDが物語る通りRZでは存在感を見せてくれるが、ドロップも多く悪目立ちすることもしばしば。
ここが改善されれば新天地でもそれなりに活躍できるだろう。

飛躍のシーズンとなったのはDulin。
TB戦では60ydsロングボムでTDを奪い一発があるところも見せた。
恐らく来年もプレーすると思われるのでさらなる成長に期待。
CampbellはWEEK6 HOU戦のTDを獲得したプレーでアウトに。
やっぱり今シーズンもインジュリープローンであった。
スキルセットと風貌は一流Rのそれだと思うのだが・・・
来年は契約最終年。
たのむよ。

残る3名はレシーブ回数が少ないので割愛。

 

来季の展望
いまのところロスターに残っているのがMPJ、Dulin、Campbell、Strachan、Patmon、Coutee、Harris(今シーズンはスタッツなし)の7名。
戦力的にもデプス的にも、さらにその先の将来を考えてもこのままで良いはずがない。
FAではTYの引き留めともう1人くらいは追加してドラフトに臨みたいところ。
なおFAではLandryが年20M以上を欲しがっているということなので諦めた。
JAXはリーグ全体に迷惑をかけていることを猛省してほしい。
何にせよドラフトまでに1つ2つは大きな動きがあるでしょう。

さて、最近のドラフトでは身長6-4程度のサイズがある選手を狙ってきたこともあり、この路線継続の目は大いにあるが、ここはRyanが好きそうな小柄でスピードのあるWRをリストアップしておきたい。
個人的に推していきたいのが以下の3名。

・John Metchie Ⅲ(BAMA)
・Wan'Dale Robinson(Kentucky)
・Calvin Austin Ⅲ(Memphis)

特にMetchieについては能力、出身校からCalvin Ridleyのクローンと言えるのではないか。
必ずやRyanとのホットラインを築いてくれるはず。
他2名もカレッジでは目覚ましい活躍を見せており、2-3巡予想ながら即戦力が期待できる。
とにかくあと2人、先発級が欲しい。
それが揃えばそれなりのデプスになるはず。
補強を待つ。