Horseshoe Roundup

NFLチームのインディアナポリス コルツを応援するブログです。

20年振り返りと来期の展望(DE)

20年振り返り

Denico Autry(UFA) 14/16試合  33タックル(solo20) 7.5sacks TFL10
Justin Houston(UFA) 16/16試合 25タックル(solo19)  8sacks TFL10 FF1
Tyquan Lewis 16/16試合 24タックル(solo19)  4sacks TFL9.5
Al-Quadin Muhammad(UFA) 16/16試合 23タックル(solo19)  2sacks TFL3 FF1
Ben Banogu 9/16試合 6タックル(solo2)
Kemoko Turay 7/16試合 4タックル(solo3) 1sacks 

DTの項でも触れたとおりDefo加入の恩恵を1番受けてほしかったのだがこの6人でのサック数は昨年から+1。これが現戦力での限界なのか。
前年から記録を上げたのがAutry。
これまでのDTメインの使われ方からDEにセットすることが増えた。適正は外なのか。逆にHoustonは過去3年でサック数が最少。
スピードが落ちたのか1on1で勝てなくなってきている感がある。
テクニックは健在なのでそれでもチーム2位のサック数を記録したが、もう下り坂なのではという不安がよぎる。

AQMも停滞のシーズン。
前年よりも出場時間は増えたもののスタッツは伸びず。控えラッシャーとしてはやや物足りなさが残った。

さて、コルツにおけるドラフト上位指名ユニットといえばOLであるがDEにもしっかり投資をしてきた。Lewis、Turay、Banoguのドラ2トリオである。
ようやくLewisはブレイクスルーの兆し。
Autryよりもスピードがありハンドテクニックを磨けば主力級の働きができそう。
伸び悩むのはTuray、Banogu。
ケガに泣かされプレータイムも増えていない。
来季にはFAとなるTurayはそろそろ結果を残さないと生き残りが厳しいかもしれない

 

来季の展望
まずはFAとなる選手との契約から。
Houston、Autry、AQMがUFA
計17.5サック分の戦力をすべて手放すことはないはず。
HoustonかAutryの2択で、単年で割安に収められそうなHoustonを残して他2名はリリースか。
幸いにしてLewisが成長しているのでAutryの穴を埋めてくれることに期待。
その分、FA市場で大物を狙いにいくだろう。
最近はWattさんを狙っていたようだし、ここはぜひ積極的に動いてほしい。
候補といわれているCarl Lawson、Romeo Okwara、Bud Dupreeは飛び抜けた実績はないが、これからピークを迎える年齢で上積みが期待できる。
想定サラリーの年10M程度で収まればキャップ的にもいい補強になりそう。

また、ドラフトでの指名も歓迎。
今年は即戦力よりも素材型が多そうな印象で今後のエース候補として魅力がある。
OTが最優先だと考えているが2巡で良い選手が確保できそうなら1巡を使っても文句はない。

来季の体制
主戦ローテ:Houston/Lewis/FA補強
デプス:Turay/Banugu/ドラフト1-2巡指名
いけるやん!

4メンでプレッシャーがかかればMahomesであってもプレー精度が落ちることはタンパベイDが示してくれた通り。
ある程度投資をしてでもアップグレードさせたいところである。