Horseshoe Roundup

NFLチームのインディアナポリス コルツを応援するブログです。

Carson Wentzのトレードに思うこと

WentzのWASへのトレードが決定。
それぞれ得るものは

WAS
Carson Wentz、22年2巡(元々コルツの指名権)、7巡

コルツ
22年2巡(元々WASの指名権)、3巡、23年3巡指名権(Wentzが70%以上のオフェンススナップに参加で2巡に変更)

2巡はスワップなので実質3巡ふたつ。
WASの本命はRussで当初Wentzに対しては4巡+6巡程度の評価だったところ、RussがDEN行きとなったことで条件が釣り上がったらしい。
とはいえ購入価格よりかなりお安い条件で譲渡することになった事実をもってするとBallardは転売ヤー失格である。

昨年の振り返りで述べた通り、5000yds投げたり30TD稼いでくれるQBではないがコルツでならばまだ活躍の余地はあると思っていた。
RSラスト2戦の出来には到底満足できないが改善できるはずだと。

コーチングに耳を傾けるならば。

■Lack of Leadership
シーズン終了になってから漏れ聞こえてきたのがリーダーとしての資質に関するネガ情報。
PHIでも元HCのPeadersonと揉めた事実はあったもののOC時代のReichが目を光らせていた頃は大人しかったとの報道もあり、コルツでは問題ないはずと思っていたのだが・・・

伝えられているのはリーダーシップの欠如とコーチングに対する抵抗。
特に無謀なプレーに関する指導には強い拒否反応を示したとのこと。
あの無茶投げが信念を持ったプレーと言うならば見放されても致し方ないかもしれない。
また、負けている試合中の立ち振る舞いはとてもリーダーとは言えない姿だった、とも。

どうなっているのか。
これが分かっていての獲得だったのか。
いったん別れた3年の間でReichでも御せないほどのモンスターに変わってしまったとのだとすると、2017年の成功体験はWentzにとってはむしろ無かった方が良かったのかもしれない。

■今後のプラン
このトレードで何より気持ち悪いのが後任の当てがないこと。
RussだRodgersだと騒いでいた1週間前が懐かしい。
あの頃は夢があった。
CarrやJimmyGの名前が挙がっているが、誰でも良いやと言うのが正直なところ。
ドラフトだけは嫌かな程度。
それくらいピンとくる存在がいない。
いっそのことMike Whiteでも狙ってみてはどうか。

まぁ誰にせよ、これから来てくれるQBが最高にフィットしてSBまで辿り着く、そんなStaffordのようなストーリーが再現できればこの世紀の茶番トレードも良き思い出に変わるかもしれない。

 

Wentzのトレードに思うこと。
もしタイムマシンがあるならば、半年前に戻ってカートに入れたWentzのジャージをMPJに変更したい。
今の思いはそれだけである。